国際モダンホスピタルショウ2012 へ行ってきたよ

梅雨が明けましたね♪

こんにちは。梅雨が大っ嫌いなshellです( ´ω`)ノ
何だかんだで3記事目の投稿となりました。

さて今回は、お仕事関係で参加してきた『国際モダンホスピタルショウ』のブースにて展示されていた、医療現場で使われるスマートデバイスについてリポートを投稿します!

会場の入り口

国際モダンホスピタルショウとはなんぞや?という方もいると思うので少しご紹介…
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この展示会は、病院や保健・医療・福祉分野における質の向上と最新情報の発信および出展者と来場者の情報交流の場としての役割を担って参ります。(HPより抜粋)
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ってことで、医療関係の企業が新製品の紹介・売り込みやセミナー等を開くイベントです。

ざっくりした感想を言うと、
・人多い・・・
・会場内が蒸し暑い・・・
・会場広すぎ!足疲れる・・・
・ほとんどのブースで撮影禁止・・・(当たり前か)
・でも、説明は丁寧にして頂ける(粗品なども頂きました!)
・コンパニオンに目を奪われる!(それも含めて撮影禁止)

って事で!?色々見てきたので、個人的な主観でリポートします(´▽`)

様々な企業で、スマートデバイスを活用したシステムが紹介されていましたが・・・
ほとんどがiPadを利用したものでしたΣ(・∀・|||)

正確には分かりませんが、iPad8割 Android2割 といった感じでした。
Androidアプリを作る者として、ちょっと複雑です(@-@;)

iPadに多かったのは、やはり画像を使うシステムと、電子カルテの入力・閲覧システムでした。やはり画面がきれいで、レントゲンやCT画像との相性が良いようです。電子カルテについては入力というより、データの閲覧用に使うシステムが多いようです。

他にiPadを活用したシステムとしては、問診入力(病院に行ったときに来院理由や症状を書くアレ)等に利用されてましたね~ 私は 字が下手&漢字が苦手 なので、こうした入力デバイスを使えると、だいぶ嬉しいです(笑)

Androidを活用したシステムとしては、お薬の検索ツール や 診療予約・診察順通知 等といった、小型&患者さん・事務さん等が使うツールが使えるものが多かったです。

さてここで、一応撮影許可を頂いたブース様の製品をご紹介したいと思います。
※下記の製品に関するお問い合わせは、Goodroidでは対応していません。各企業のHPからお問い合わせ頂きますよう、お願いいたします。

株式会社 Dowell 様
今回ご紹介頂いたのは、「MINS(マインズ)」という診療待ち順番お知らせ&診療予約サービスを行う製品。

受診順番が近付くと患者様にメールで「お知らせ」したり、患者様が携帯やパソコンで現在の診療待ち時間を確認できたり、診療予約を一元管理できるシステムで、院内では、Androidタブレットを使用し患者様に待ち順番の表示を行っている。

診療予約については、インターネットから予約や自分が予約している日付の一覧等も確認できるようです。

個人的にはこれは便利だと思います!歯医者とかで予約したり、予約日を変更したりするのによく電話をするのですが、病院となると電話での予約変更のとりつぎが面倒だったり、面倒が嫌でスッポかすと、次行くときは予約なしで何時間も待ったりと色々不便です(=~=;)

Dowell様のMINS(マインズ)があれば、いつでも予約の確認・変更ができて、スムーズに診療が受けられそうですね。


ブースのパネル

MINSの画面(Android)

株式会社アピウス 様
今回ご紹介頂いたのは、「Mint(ミント)」という情報参照を行う開発中の製品と「看護PDA」という看護師さんが患者の部屋まで行って作業する際に使う製品の2つです。

Mintは電子カルテの情報をバックアップして、そのバックアップ情報を見るための製品とのこと。バックアップ情報なので、直接電子カルテにアクセスすることなく、外出先から情報を見ることができるようです。また、Webアプリということで、Android・iPod・iPadにも対応するとのことです。

地震が起こるといわれている以上、情報のバックアップは考える必要がありそうですね~

看護PDAはiPodで見せて頂きました。ログイン後に患者さんを選択することによって、体温や血圧といったバイタル情報を入力でき、その情報が電子カルテに反映されるといった製品のようです。

アピウス 様は、元々電子カルテの販売をメインとしているようなので、電子カルテの使い勝手がよくなるような製品は、病院にとってはうれしいのではないかと思いました。


ブースのパネル

看護PDAの画面(iPod)

まとめ
今回1つ思ったのが、何でもかんでもマルチデバイスに対応させようという考え方は間違っているということです。

『今、流行だから』『他社がやってるから』ではなく、利用者・目的に合った形でデバイスを選ばないといけないですね。当たり前のことですが、実際に製品になっているものを見て再認識させられた気がします。iPadにしろ、AndroidTabletにしろ、その製品を誰が?いつ?どの様に使用するか?という点まで考え、製品を設計しないと、ユーザは振り向いてくれません。特に医療現場では…

そういった意味では、行く価値のあった展示会でした。
毎年やっているようですので(入場無料)、来年も参加できれば参加してきたいと思います!!

最後に、今回 製品のご説明 ならびに、写真撮影を許可 して頂きました各ブースのご担当者様に感謝させていただきたく思いいます。本当にありがとうございました。

Goodroid:アプリ担当 shell

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